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    共有の土地

    2019.01.27

    今日は特に寒いです。

    今回は「共有の土地」です。
    以前書きましたが、共有の不動産は早期に単独所有に移行すべきです。
    共有のリスクは、
    ・自由に貸付や譲渡ができない
    ・共有者に持分を放棄されると贈与税がかかる
    ・共有者から「共有状態を解消し分割したい」と申し出がったら断れない(換金して清算する羽目になる)
    などがあります。
    一方の共有者から持分を安く買い取って、他方の共有者に分割を申し出て、清算金をもらう、
    という商売はおそらく存在します。

    さて、ここでは、共有者から持分を贈与された場合と、放棄された場合の違いを書きます。
    ともに贈与税を課される点は同じです。
    違うのは、後日その土地を売却したときの「取得価額」です。

    贈与された場合は、贈与者の取得価額を引き継ぎます。
    放棄の場合は、放棄時の時価が取得価額になります。
    もちろん、共有持分に対応する部分の取得価額の話です。

    税金、助成金、社会保険、確定申告、就業規則、節税等のご相談は、守口市の石田憲雄税理士・社会保険労務士事務所にお任せください。