2019.04.28
連休ですね。
今回は「借地権の使用貸借に関する確認書」です。
一般によく知られているのは「土地の無償返還に関する届出書」ですので、
今回紹介する書類はマイナーです。
これは、例えば父親が第3者から土地を借りて建物を建てると、
父親の財産は「建物と借地権」ということになります。
その後、子が建物の所有者になった場合、父か子へ借地権も移ることになります。
または、子が転借地権を取得することになります。
いずれにせよ、かなりの贈与税がかかるわけです。
そこで「借地権の使用貸借に関する確認書」を提出することで、
あくまで建物の所有者のみが変わっただけで、借地権は依然として父のものですよ、
とお知らせするのです。
外から見たら、普通は「建物の所有者=借地権所有者」なので、
こういうアピールが必要なのです。
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