2019.06.08
比較的涼しい一日でした。
今回は「インスタ」です。
私がインスタを始めるわけではありません。
今日、日ごろ懇意にしていただいている社長から、次のようなお話をうかがいいました。
ある若者が大阪市内に飲食店をオープンした。
出店費用は、クラウドファンディングで集めたということだ。
料理は冷凍食品で、うまくはない。インスタ映えする料理や飲み物を出す。
若い客がターゲット。長居するような店ではなく、インスタに載せる画像を撮ったら客はすぐに帰る。
回転率も速く、非常に儲かっている。
ずっとそこで経営しようと考えているわけではなく、5年たったら閉店する予定らしい。
私は42歳ですが、この若い経営者の着眼点に驚かされます。
まさに顧客目線ですね。
飲食店について固定観念にしばられている私には「いいサービス」を提供しているとは思えませんが、
お客さんからしたら「いいサービス」を提供してもらっているのでしょう。
おいしい料理を提供するのではなく、インスタ映えを提供する飲食店。
しかもこの飲食店を永続しようとは考えていない。
儲けるだけ儲けたら損する前に撤収する、という計画をはじめから準備している。
とは言っても、当然ですが相当難しいですよ。誰でも真似できる芸当ではありません。
我が家の近所の喫茶店の経営者も若者で、インスタ頑張っていましたが、あえなく1年で廃業しました。
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