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    個人型確定拠出年金(イデコ)

    2018.11.21

    今日はブログの更新が遅くなってしまいました。

    今回のタイトルは「個人型確定供出年金(イデコ)」です。

    「国の年金だけでは生活できないので、老後の資金は自分でも貯めてくださいね」というやつです。
    老後の生活資金なので、60歳までは引き出せません。まさに老後の生活資金なんです。
    60歳以下の人ならほぼ誰でも加入できますが、自営業とか会社員とかで、掛金の上限に違いがあります。

    もちろん税金が優遇されます。
    国民年金などを納付したのと同じようなイメージです。
    (1)納付したとき→小規模企業共済掛金等控除として、全額所得控除になります。
    小規模企業共済との完全併用もできます。これは最強の節税です。現金に困っていない人はやりましょう。
    (2)運用中→非課税です。
    (3)給付時→退職金または公的年金等として課税されます。

    気になる点はいくつかあります。
    一つはNISAとの比較です。どちらも有価証券に投資するものなので、どちらがお得なのか?
    老後の資金という点ではイデコが断然有利です。だた、NISAはいつでも現金化できます。イデコは60歳まで
    預けっぱなしです。イデコに加入するときは、完全に老後の生活資金と割り切らないとえらい目にあいます。

    もう一つは、給付時のことです。一時金でもらうか年金でもらうかの選択ですが、
    年金でもらうと税金の他に国民健康保険料とか介護保険料も上がってしまうかもしれません。
    一時金ならそんなことはありません。

    また、イデコの一時金をもらう人が、会社の退職金や小規模企業共済の一時金をもらう場合、
    どちらを先にもらうか、とか、何年あいだをあけてもらうか、とかで、
    税金が全く異なることがあります。計画性が必要です。

    他にもいろいろ気を付けることがあります。
    しかも今後の改正も多いだろうし。

    税金、助成金、社会保険、確定申告、就業規則、節税等のご相談は、守口市の石田憲雄税理士・社会保険労務士事務所にお任せください。