2019.06.14
今日は曇りのち雨だそうです。
今回は「軽減税率」です。
消費税のアップと同時に軽減税率が導入されます。
軽減税率は、食料品などの税率を8%に据え置くというものです。
以下の、事態が想定されています。
マクドナルド等でテイクアウトでハンバーガーを購入(8%)したが、気が変わって店内で食べた。
本来なら店内で飲食するなら10%だが、
レジのタイミングで税率が決定されるため、購入時にテイクアウトの予定なら、問題ない。
しかし問題なのは、ちゃんと10%で購入し飲食している客がどう思うか、である。
マクドナルドなら、トレーがあるかどうかで10%で買ったか8%で買ったか、人目でわかる。
10%に購入した人が、店側にクレームを申し立てるのは当然である。
そこで、国は次のような対応案を提示している、とのこと(研修の講師が言っていました)。
店内で飲食する人からも、テイクアウトする人からも、同じ代金をもらえばいい。
例えば、店内なら1,000+100=1,100円、テイクアウトなら1,019+81=1,100円
これならクレームはないよ、と。
しかし、そもそも軽減税率は消費者の負担軽減が目的だったはず。
本体価格上げて(1,000→1,021)、しかも消費税も多く取って(20→21)、というのは本末転倒では?
との疑問が税理士会では起こっています。
税金、助成金、社会保険、確定申告、就業規則、節税等のご相談は、守口市の石田憲雄税理士・社会保険労務士事務所にお任せください。