2021.04.20
今日のお昼は暖かいようです。
今回は「国民健康保険」です。
日本の医療保険は大変充実していますが、金額だけ見たら、所得の11%くらいを持っていかれる、恐ろしい保険です。しかし、安心して暮らしていくためには、これはやむを得ないことです。ちゃんと納付しましょう。
医療保険・後期支援・介護(40歳~64歳のみ)の3つがあります。
上限はそれぞれ63万円・19万円・17万円です。ですので、40~64歳の人の上限は99万円、そのほかの人は82万円です。
それぞれ平等割・均等割・所得割という金額から構成されていて、所得が反映されるのが所得割です。
所得とは、年金や給料や事業所得等、色々あります。確定申告書を見たら載っている、あの数字です。
気になるのは、滅多にない不動産や株式の譲渡や退職金です。
退職金は、国民健康保険には反映されません。退職した翌年から国民健康保険という人も多いですが、大丈夫です。
不動産所得については、3,000万控除などと特別控除を引いた後の金額が反映されます。
株式については、申告不要としたときは反映されません。また譲渡損が出て、配当と相殺するため分離課税で申告したときは、相殺後の配当金額は反映されます(たぶん0のケースが大半でしょう)。
確定申告は、年に1回しかないので、国民健康保険についても、ざっくりおさらいしておきましょう。
税金、助成金、社会保険、確定申告、就業規則、節税等のご相談は、守口市の石田憲雄税理士・社会保険労務士事務所にお任せください。