今日も少し暖かいです。
今回のタイトルは「国民年金の前払い」です。
よく「年金はもらえないから納付するのは馬鹿馬鹿しい」という話を聞きますが、
考えを改めるべきです。
国民年金は、非常にコストパフォーマンスがいいのです。
ざっくりいうと、きっちり40年納付して20年給付を受けるとすると、
納付した金額の2倍もらえるイメージです。
今後年金額が下げられても、平均寿命まで生きるとすれば、元は取れると思います。
未払の年金は5年さかのぼって納付できるので、納付しましょう。
社会保険料控除も使えます。
では、本題に入ります。
国民年金には前払い制度があり、前払期間と支払方法に応じて割引があります。
割引額は以下のようになっています。
【口座振替】
・2年前払い 15,650円
・1年前払い 4,110円
・半年前払い 1,110円
・当月末引落し 50円
・翌月末引落し 0円
【現金納付】
・2年前払い 14,420円
・1年前払い 3,480円
・半年前払い 800円
口座振替で2年前払をすると、約1か月分の国民年金が割引になります。
ただし、来年はもうかりそうで税率があがるだろう、と予想されている方は
来年の社会保険料控除の方が有利なので前払いしない方がいいです。
前払いは考えていないが今は現金納付しているという方は、
当月末引落しに変更するだけで50円割引になりますから、口座振替を利用してみてはいかがでしょうか。
税金、助成金、社会保険、確定申告、就業規則、節税等のご相談は、守口市の石田憲雄税理士・社会保険労務士事務所にお任せください。