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2020.11.24

急に冷え込みました。

今回は「解雇」です。

ちょっと前に何かの討論番組で竹中平蔵さんが、日本は諸外国みたいに解雇ができないのが問題だ、もっと解雇しやすくしないとだめだ、と言っていました。
しかし、ここで注意しなればならないのは、労働者を解雇しやすい国には、それに応じた社会保障制度や賃金制度、教育制度や常識などがある、ということです。
日本は高度成長期から終身労働が根付いているので、それに応じた習慣も根付いています。だから終身雇用を変革し解雇しやすい国にするには、同時に社会保障制度等も変革しなければなりません。

しかし、同一労働同一賃金の導入などを見ても、その気は全くなさそうです。企業のみを救済するしわ寄せはサラリーマンに来ます。